1997年10月27日、無料のディスプレイ書体としてIcicle Countryを発表しました。Impactに冬のテーマを与える実験でした。最初の版では、各文字の下部を広く、上部を狭くする遠近法の効果を使ったため、文字が三角形に見え、使いにくくなりました。その版をIcicle Country 2に置き換え、遠近法の処理をやめて、硬い多角形の形を採用しました。
2番目の版は凍ったぎざぎざの外観を保ちながら、すべてを厳密なグリッドにそろえました。その判断で、過度に硬く機械的に見えるようになり、実際にはあまり使われませんでした。目立った用途で見かけることもなく、あまり成功しなかった実験のひとつにとどまりました。
2020年8月、Icicle Country 2をほかの古い無料フォントとともにパブリックドメインへ移しました。私にとっては、理屈の上では賢く見える効果が、実際にはすぐに制約へ変わり得ることを思い出させるデザインです。